学校生活で欠かせないランドセル。6年間も使う大事なアイテムだから、ちゃんと選びたいですよね!
この記事では、ランドセル選びのポイントや、どんな種類があるのかをわかりやすくご紹介します。
お子さんの体に優しいものを選ぶコツもたっぷりお伝えしますよ。
ランドセル選びのポイント

ランドセルを選ぶとき、いくつか気をつけたいポイントがあります。これを押さえておけば、「買って失敗した!」なんてことにはなりませんよ!
ポイント1:重さ
毎日背負って登下校をするランドセル。重いとかわいそうですよね。
ランドセルの重さに関する意識調査」によると、以下の表のような結果になっています。全体の約半数のお子様が4キロ以上の荷物を背負っています。これは、ランドセルの重さというよりも中身の方に問題がありそうです。

そこで重要なのは、ランドセル自体の重さも大切ですが、重い荷物を入れた時の「背負いやすさ」が最も重要になってきます。ランドセルを選ぶときには、「軽く感じるか」「フィット感があるか」を確認することが大切です。
ランドセル自体の重さは、だいたい1,000gから1,400gくらいを目安にし、「背負いやすさ」にこだわって作っているメーカーを選ぶのがポイントです!

最近は「置き勉」って言って家で使わない教科書は学校に置いて来ても良い学校が増えているよね。
たしかに、教科書って重いもんな〜


うちの子は、テスト前だけ沢山持って帰って来てたけど、普段は宿題と連絡帳だけしか入れてなかったから、工房系のどちらかと言えば重いランドセルだったけど、子供から重いと言われたことはなかったよ。
なるほど。天然皮革やコードバンのランドセルが気になってたから、ちょっと重いのかなって心配してたけどよかった!子どもの学校が置き勉できるか、近所の先輩ママにも聞いてみよっと。


そうね。置き勉できないようなら、軽くて背負いやすいものがいいね。それから、通学時間が長い子は、リュック型なんていうのもあるから検討してもいいかも!
重めのランドセルは、素材による重さだったりするけど、その分耐久性も高かったりするから、どちらもメリット、デメリットがあるよ。自分のお子様にあったものを検討しましょう。
ポイント2:サイズ
A4フラットファイルがすっぽり入るサイズが使いやすいです。
なぜなら、A4フラットファイルが学校で配られて、各教科のプリントの整理に使ったりするからです。
今は大半のランドセルがこのサイズに対応していますが、購入前に必ず確認をしておきたいポイントです。忘れずにね!

万が一、小さいサイズを選んだ方がここを読んでいる時のために言っておきたいんだけど…
うちの子供も、A4フラットファイルが真っ直ぐ入らない、昔ながらの職人の、小さいランドセルを買いました。でも、フラットファイルを斜めにすれば入るし、サブバックだって持ってるので、6年間なんとかなりましたよ〜

ポイント3: 素材
ランドセルの素材は大きく分けて3種類。それぞれの特徴を見てみましょう。
- 人工皮革: 軽くてお手入れ簡単。雨の日も安心。
- 天然皮革: 高級感があって丈夫。ただし重さと価格は少し高め。
- ハイブリッド: 両方のいいとこ取り!軽さと高級感を兼ね備えています。
ポイント4:デザイン
ランドセルのデザインは、6年間ずっと使うものだからこそ、子どもが「これがいい!」と思うものを選ぶのが大事。
- 万が一飽きてしまったら、ランドセルカバーで着せ替えも可能。(1年生のうちは、全員共通の黄色のランドセルカバーをつける地域が多いです。)
- 刺繍や金具のデザイン、フタを開けた時のデザインにも注目してみてください。
ポイント5:背負いやすさ
毎日使うランドセルだから、背負いやすさは超重要!
- 肩ベルト: 動きやすい立ち上がりベルトが付いていると、フィット感がアップ。
- 背当て: 柔らかくて通気性の良いものがおすすめです。
ポイント6:安全性
登下校中の安全を守るために、反射材や防犯ブザー用フックが付いているかもチェック!
ポイント7: 価格帯
ランドセルの価格はピンキリで、2万円台から10万円以上までと幅広いです。
現在のランドセルの平均購入金額は6万円以下ですが、実際の購入金額(中央値)は7万円前後といわれてます。予算に合わせつつ、必要な機能をしっかり押さえたものを選びましょう。
ランドセルの種類
ランドセルにはいろんな種類があります。それぞれの特徴を知って、ピッタリのものを選んでくださいね。
1. ランドセル専門メーカー
- 特徴: 専門メーカーが作る高品質なランドセル。
- 例: セイバン(天使のはね)、フィットちゃん。
- 価格: 中価格帯~高価格帯。
- おすすめポイント: デザインも機能もバランスが良い!
2. 工房系ランドセル
- 特徴: 職人さんが手作りする特別感たっぷりのランドセル。
- 例: 土屋鞄、鞄工房山本。
- 価格: 高価格帯。
- おすすめポイント: 高級感と耐久性に優れていて、こだわり派にピッタリ。
3. 量販店系ランドセル
- 特徴: イオンやニトリで買えるお手頃価格のランドセル。
- 価格: 2万円台から。
- おすすめポイント: コスパ重視の方に最適!
4. デザイナーズ系ランドセル
- 特徴: ブランドやデザイナーが手掛けたおしゃれなランドセル。
- 例: DIESEL、MARY QUANT。
- 価格: 高価格帯。
- おすすめポイント: 他にはないデザインで、個性を大切にしたい子に!
こちらの記事では、系統別にランドセルをまとめています。参考にしてくださいね。
ランドセル選びで気をつけたいこと
子どもと一緒に選ぶ
ランドセルは子ども自身が使うものだから、一緒に選ぶのが一番!自分で選んだものなら、大切に使ってくれるはずです。
とはいえ、全てのランドセルを見て回る訳には行きませんから、親がある程度選択肢を絞ってあげるのが良いでしょう。親子で納得できるランドセルを見つけましょう。
試着してみる
近くに店舗や展示会で触れる機会があれば、ぜひ実際に背負ってみて、フィット感や重さを確認してみましょう。
ですが、もしも近くに店舗や展示会がなく、購入するランドセルに触れる機会がなかったとしても、今はどのランドセルを選んでも、6年間しっかりと使えるものばかりですので、それほど心配する必要はありませんよ。

実際に、私の子供たちも、カタログだけで選びましたが6年間何の不自由も後悔もなく使い、卒業しましたよ。
住めば都、のランドセル版みたいな?


うん。そんな感じだね。笑
購入時期に注意
人気のモデルは早めに売り切れてしまいます。春から夏にかけて新作が登場するので、早めに動くのがおすすめ!
逆に、デザインは気にしないのでとにかく安く手に入れたい人は、秋以降にセール価格になったものから選ぶ手もあります。
保証内容を確認
6年間の保証が付いているかどうかも重要です。修理対応がしっかりしているメーカーを選びましょう。

ランドセル選びは、子どもの未来を彩る大事なイベントです。このガイドを参考に、親子で楽しく選んでくださいね!